2005-08-16

過去との関わり合い

日中関係:6割が「資源めぐり再戦争に」 中国誌が調査

 中国の週刊誌「中国新聞周刊」の15日付最新号は、同誌が企画したインターネットによる世論調査で、日中関係の将来について中国人の約60%が「日中両国は資源をめぐり再び戦争になる」と回答した、と伝えた。
 ネットの利用者は20代などの若年層が多く、同世代に根強い過激な反日感情を反映しているとみられる。
 今月行われた調査には約7万6000人が回答。日本と聞いた際に「危険な軍国主義国家を連想する」と約80%が回答。約95%は「日本の軍国主義が復活する可能性が高い」と述べ、さらに約55%は「日本政府が正式に謝罪しても永遠に信用しない」と断じた。(北京・共同)
毎日新聞 2005年8月16日 10時23分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050816k0000e030023000c.html

>約55%は「日本政府が正式に謝罪しても永遠に信用しない」と断じた。

こんな連中に謝る必要があるのか。信用しないのならもういいだろう。

それ以上に気になるのは、こういう国が75年ほど前から60年ほど前に存在しなかったかということだ。いうまでもなくそれは大日本帝国だ。「日本鬼子」などは「鬼畜米英」の言い換えでしかない。資源に枯渇し、国内とおぼしきぎりぎりのラインまでその確保に勤しんでいるのも当時の日本と似ている。日本は危険だと洗脳することですべて中共の行いは正当化される。
 仮に日本侵略を実行したところで「日本の危険性があまりにも高まったからだ」と開き直るに違いない。現在の日本にとってもっとも危険なのは自称「アジアの国々」である。連中は日本の二の轍を踏むつもりか。

中国の地理的状況を鑑みるに、北は北方四島から南は沖縄、フェノロサ、そこからフイリピンまで、太平洋側を囲まれている。そしてアグレッサーは間違いなく合衆国である。そのとき、中共は東側を親米国に囲まれている。合衆国本土への侵攻のためにはこれらの国がじゃまでならない。特に、合衆国本土への最短航路をふさぐ日本は目の上のたんこぶどころではなく、白内障か緑内障ほどにやっかいな代物なのだ。日米同盟がなくなったとたんに日本は攻撃の危機にさらされるのは目に見えている。

日本は国土の面積を遙かにしのぐEEZを持っていることで知られる。沖ノ鳥島のEEZの面積だけで日本国土の面積に匹敵する。日本を手中に収めればそれらも手に入り、海洋資源が手に入る。その上米国からの防衛について日本が橋頭堡となる。これほどに資源戦略的、軍事戦略的に押さえたい場所はない。

国内世論の締め付け以外にも日本を敵対視しておく好都合な理由があるのだ。