2010-03-18

バイクが売れなくなったわけ

 市場規模はピーク時の6分の1!?
バイク業界にみる縮小市場で生き残る方法
http://diamond.jp/series/funai/10011/

気付いた点

1) 落ち込みが大きいのは原付である
2) 1987年に何があった? (ブラックマンデー? 原付のヘルメットの義務化は86年)
3) 93年から97年および99年から2007年の平坦部はなぜ生まれた?
4) 1999年以降原付2種の台数が減った理由は? (2ストエンジン生産終了?)
5) 2008年に原二が一瞬復活している
6) 1998年から1999年に何があった?(2ストエンジン生産終了?→1999年規制というのがあるらしい)

変態の立場から言わせていただけるのなら、スズキは相当頑張っていたと思います。チョイノリを発売しました。99年にはHayabusaを発売し、メガスポーツというジャンルを切り開きました。それまではGSX-R1100RかZZR1100くらいしかなかった高速巡航性と軽やかなスポーティさとを併せ持つジャンルです。

YAMAHAは95年に発売した、ビッグスクーターブームの先鞭であるmajesty以降、中排気量はスクーターに注力してその他はほぼなおざり。残念です。

 日本人は天変地異が当たり前に起こる土地に生まれ育ってきたせいか、変革を起こすパワーがほとんどありません。「仕方がない」「やむを得ない」と受け入れてしまう。これは現代では間違いです。

我々のポリシーは何か、フィロソフィーは何かという軸を定めるのがまず真っ先になされるべきことで、 妥協するのはそれからあとです。

「free」とはいかないですが、安価なエントリークラスを東南アジアから導入するのと同時に、免許制度や駐車場対策、法制度にも切り込んでいくのがよいでしょう。「バイク乗りにとって希望する将来」を切り開いていくのがメーカーとして正しい姿です。


---2010, apr 2nd added---
1993年、ヤマハpas発売

2008年12月 アシスト比率改訂
2009年2月 改訂後比率に適合したモデルが発売
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2010/0108/pas.html

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