なぜ兵力の逐次投入はダメなのかというのを読んで、ランチェスターの法則などの記述も読んで、ふと思い出した。
トヨタブレーキ問題の本質を推測してみるのことだ。今日現在TOYOTA章男がUSの公聴会に出向くことになったようだが、日本に引きこもるといって、それから「出て来いやカワード野郎」と言われたので出ることにしたというのが経過である。
どう見ても兵力の逐次投入という愚なのだ。いやまあこれが初めてのトラブルなら別にここまで言及することもない。フロアマット、アクセルペダルという経営資源の逐次投入→失敗のコンボをつい最近経験しているのに、どうしてまたやるのかということだ。
TOYOTA幹部はバカなのか? いや、そうではない。ならば、なぜこのようなバカな振る舞いをしなくてはならないのか。
けっこうな回数自問して考えた結果、TOYOTA章男は社内でそうとう嫌われているのではないかということに行き着いた。そしたら文春の中吊りに彼の会社員人生のことが書いてあったので、なるほどと落ちついた。
落ちついたのはいいんだけど、この一連のリコール騒動でいくら使ったんだろう。
これだけの損害を一方的に章男社長におっ着せて、それで責任を取らなくて済み、素知らぬ顔でいいポストに立てる立場の人間がいるのだろうか。
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